債務整理のスタートは借金返済の無料相談から
わからないこと、不安に思うことは一人で悩み抜いても結局解決に至らないことが多いのです。
借金問題では特に、借金をしているからその分野に詳しいというわけではないので、多くの方が何とかしたいと思いながらも、何をどうすればいいのかわからずに困っています。 そんなときには法律相談を活用してください。 無料で利用できる事務所がたくさんあります。
借金相談することの益は、問題を解決に向けて進めていける点です。 解決のための行動を起こすことによって先が見えてきますが、問題の性質からして何もしなければ何も変わらないどころか、事態はさらに悪くなり借金地獄に陥ります。 それでできるだけ早く相談する気概を持ってアクションを起こすことが勧められています。
過払い金の有無にも着目しよう
法律相談をすることによって現実味を帯びてくる一つのテーマが過払い金の請求です。 名前が示しているように、払い過ぎている分のお金があるかもしれないのです。 つまり、借金の利息を払い過ぎているので、その分を請求することができるというのがこの主旨です。
しかしながら、「契約書も残っているし、自分と業者の間の合意によって成立したわけなので払い過ぎと言って返してもらえるのだろうか」と心配になると思います。 それでもお金を貸すことをビジネスとする場合、日本においては自由に契約内容を調整できるわけではなく、利息制限法という法律の枠内での貸付けが認められています。
つまりその枠を超える場合には、それは違法とみなされて、返還するように命じられるのです。 ただし、請求が起こされない限り、貸金業者の側から良心的に返還がなされることを期待することはできません。
債務が多い場合、過払い金の請求だけですべてを解決することは難しいかもしれませんが、大きな助けになります。 たとえば債務状況からして自己破産は回避できないと思われるようなケースでも、過払い分が発生していないかどうか調べることによって、過払い金がかなりあって、その分を計算に入れれば自己破産以外の方法で債務整理を行なえる可能性もあります。
ただし、過払い金の請求は、起こせば必ず返還されるわけではなく、多くの場合裁判に持ち込まれます。 そのため、その分野で経験と実績を持っている法律家の援助を求めることが必要です。 信頼できる味方を付ければ、あとは共に借金問題解決に向けて取り組むことができます。 特に、借金地獄という状況なら過払い金が返金されることで、その状況から脱することができ、今後の返済が大幅に楽になる可能性があります。